解答位置を改めて示す必要はないだろう。重要なことは、どうしたらできるだけ早くかつ確実にその場所を特定できるかだ。たとえば、2番目の例では、東に大きく伸びる尾根の数は限られているので、それに着目することで、正解に確実にたどりつける。3番目の例でも、尾根は多いが南向きに出た枝尾根は地図の南半分に限られるので、探索範囲はかなり限定される。
ポイントは「ユニークな特徴」に着目することだが、何がユニークかという感覚は、あらゆる場面の現在地把握に役立つ感覚であり、ナヴィゲーション能力を高める上で、磨いておきたい。