トピックス

ナヴィゲーション・オリエンテーリングに関するピックアップ情報をお届けしています。

2019.10.13 updated

アウトドアのリスクを分析するツールCTDチャートとその使い方

リスクマネジメントのツールと言えば、損害×確率でリスクを評価するものが有名です。しかし、アウトドアで個人が遭遇するリスクに適用してみると、「確率は分からない」「状況によって損害も違う」。リスク評価の道具として違和感を感じていました。過酷な自然環境の中で自らのリスクに対応しているエキスパートたちの聞き取りや、これまでの研究を基に考案したのが、このCTDチャートです。TDはtime-dependent
Damage つまり時間に依存する損害、Cはcontrolability analysis
つまり制御性の分析。この二つの視点からリスクを分析し、対応を考えていく、個人的リスクのマネジメントツールです。

new!!

CTDチャートによるリスクマネジメント20191012.pdf
PDFファイル 365.1 KB

あなたはわかりますか?-リスクを予測できてこその安全-

写真からフィールドのリスクを読み取るトレーニングを紹介しています。

リスクをイメージできることがリスクマネジメントの第一歩。是非一度挑戦してみてください。

2019.05.08 写真を2枚追加しました!

24時間ロゲイニングのヒント:2014世界選手権に出場して

2014年8月、ロゲイニング世界選手権出場のため、アメリカサウスダコタ州へ行ってきました。

当法人理事長、村越のレースレポート、ナビゲーションのヒントをお届けします。

詳しくはこちらからどうぞ。

初心者向けコンパス、”マイクロレーサー”の使い方手順書

ベースプレートコンパスを使うと、初心者が混乱してなかなか使い方を憶えられない。そんな経験はありませんか?私たちも過去の講習会で何回もそのような経験をしてきました。その経験から、登山者やトレイルランナーなどの初心者にコンパスの使い方を教える時には、シルバのマイクロレーサーを使い(写真)、整置を中心とした使い方を教えています。整置ですら、実は難しい一種の身体技法なのです。そこでこんなマニュアルを作ってみました。ご活用ください。

microracer.doc
Microsoft Word 768.0 KB

M-nopおすすめの書籍

代表村越が執筆した書籍を中心におすすめをご紹介しています。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

机上読図問題

日本では発生する1700件の遭難事故のうち、道迷いによるものが1/3近くを占めています。登山に限っても、20-25%程度が道迷いで遭難していると推測されます。そして道迷いは、時には滑落などの事故にもつながっています。

 

道迷い遭難を防ぐには、読図・ナヴィゲーション技術を身につけること。そのためには、もちろん実際に山の中を地図を持って歩くことが一番ですが、ここでは、机上でできる読図問題を提供しています。クイズ感覚で、読図力を磨いてください。

 

机上読図問題

 

トップ選手のギアと工夫 2006.7.10

トップ選手がどんなコンパスを使い、どんなシューズを履いているか、また地図とコンパス、E-CARDをどちらの手にどう持っているか、個人的な興味からリサーチしてみました。今回は7月末から行われるデンマーク世界選手権に出場する日本代表選手に聞きました。

たかが地図の持ち方じゃないか、コンパスはなんだっていいんじゃないの?E-CARDはどの指でもいいんじゃない?靴だって、、と思うかもしれませんが、いかにスムーズにそれらを使って手続きし、走りやすくし、1秒でもタイムを縮められるようにするか、それぞれの部分で工夫しています。走力、技術力だけでなく、こういったところにもヒントがあるのではないでしょうか。

トップ選手のギアと工夫

M-Nopおすすめのリンク 2014.03.01 updated

地図・ナヴィゲーション・アウトドア、さらなる情報を探してみましょう。

 

M-Nopおすすめのリンク

NPO法人Map, Navigation and Orienteering Promotion

 オリエンテーリング世界選手権の日本代表経験者、アウトドア関係者らが、アウトドア活動に欠かせない地図・ナヴィゲーション技術の普及、アウトドアの安全のために設立したNPO法人です。

活動をサポートして下さる方を募集しています

2015年3月のシンポジウムのプログラムと村越の発表資料を掲載しております。

初心者に最適なコンパス、マイクロレーサー