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富士山麓ロゲイニング2014

CPは白糸から朝霧に至る歴史資産、世界遺産関連ポイントから、高いナヴィゲーションスキルを要求する森、フィジカルな強さを要求する天子山塊の山稜線まで設置され、オールラウンドな力が試されます。

6月1日(日)午前には、歴史から地質まで、富士山の全てを知る男「小山真人」による富士山を知る講演会を行います。

  • 2014.06.13 イベントディレクター村越の挨拶、ルート解説、掲載しました。
  • 2014.06.10 上位チームの回り方掲載しました。
  • 2014.06.06 大会写真掲載しました。
  • 2014.06.03 リザルト、忘れ物を掲載しました。
  • 2014.05.27 装備、地図の耐水性、天候についての情報を追加しました
  • 2014.05.20 プログラム・エントリーリスト掲載しました。
  • 2014.05.18 チェックポイント、ほぼ決定しました。

CPハンティングの時に見つけた朝霧そのものといった感じの風景。もちろん、これではCPにならないが・・・。こんな風景も天気がよければ楽しめますね。

地図を目の前にして打合せ中のコースディレクターの村越と小泉
地図を目の前にして打合せ中のコースディレクターの村越と小泉
  • 2014.03.16 募集要項を掲載しました
  • 2014.03.08 会場の朝霧野外活動センターで1回目の打合せをしました

大会報告

富士山麓ロゲイニング2014無事終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。

リザルトと大会写真、忘れ物を掲載いたします。ご確認くださいませ。

富士山麓ロゲイニング2014リザルト
fujisanroku2014_result.pdf
PDFファイル 71.6 KB

 

大会写真はこちらからご覧ください。


ご挨拶

 すでにイベントから2週間が経とうとしていますが、いかがお過ごしでしょうか。今回、主催者として不安はありましたが、ナイト・ナヴィゲーションを体験できる時間帯をもうけました。暗闇の中でゴールする選手の皆さんを見ていると、夜にナヴィゲーションをしているからこそ味わえる達成感がその姿から伝わってきました。リスクはあるが、それを乗り越えることにこそアウトドアスポーツの魅力があるとの感を深くしました。

 今回は、エリアが狭くなった分、天子山地の稜線にも多くの選手が向かうように、点数配分をしました。一方で、フォト+電子チェック方式だと、こうしたエリアではフォトの簡単なポイントになりがちです。できるだけ地形を読んでもらうよう工夫をしたつもりですが、いかがだったでしょうか。交流会の時間設定については、フィニッシュとの時間がタイトというご意見も伺いましたが、12時間という枠組みの中で、あの時間帯に設定せざるをえませんでした。ナイトの時間も中途半端というご意見もありました。ナイトセクションへの皆さんの慣れも見ながら、様々なバリエーションを試したいと考えています。

 

 UTMFによってさらに加速したエキストリームスポーツへの動きは、達成感と同時にリスクも増大させています。それを乗り越えるためには、参加者一人一人に自然環境の様々なリスクに対応できるスキルが要求されます。ロゲイニングのように広大なエリアを、自らの力でナヴィゲーションすることは、リスクに対するスキルを磨くきっかけになります。こうした立ち位置で、今後とも、ロゲイニングをはじめとする各種のアウトドアイベントを提供すると同時に、リスクを楽しめるスキルの提供をNPOの使命として取り組んでいきたいと考えています。またの参加をお待ちしています。

 

イベントディレクター 村越真

上位チームの回り方

お待たせしました、上位チームの回り方を掲載します。

12時間男子1~6位、混合1~6位、女子1~3位、6時間男子1位、以上のチームの回り方です。

6時間のチームの多くはルートを頂くことが出来ておらず申し訳ありません。

イベントディレクター村越の解説と一緒にお楽しみください。

 

  • コース設定の狙い
     エリアが狭くなり、しかも相馬+柳下というスーパーチームが参加する今回、全部を回らせないためにはどうしたらいいか?これがプランニング上の大きな課題でした。しかも西麓国有林が使えない。結論は天子山地にトップチームが確実に訪れるようにし、そこで3時間程度を使ってもらう。前回は天子山稜線にいくつポイントを置いてものの、得点合計が少なく、上位には敬遠されてしまいました。そこで、稜線上のポイントを増やしつつ、なおかつ単純な尾根走りにならないようにと稜線上のポイントを一ひねりしました。さらに東側の富士山山麓にも確実に訪れて時間を消費してもらうため、比較的高い得点を配置しています。
     最後に、稜線を除いた遠隔エリアである白糸、北西の県境から根原地区、そして北東である富士ヶ峰地区、この3カ所に均等にポイントを配分することで、そのどれを取り、どこを捨てるかをじっくり考えてもらおう。作戦上の要求は以上のようなものです。

  • 上位ルートを見て
     結果的にみると、男子1位のOMMは、中央の得点をあっさり捨てて、上記の高得点エリアをほぼまんべんなく回っています。また2位のマッパも県境-根原エリアを除くとほぼ同様の考え方で回っています。上位2チームが一致しているということは、彼らの周り方が効率的なものであることを示していますが、プランナーとしては、作戦面で彼らにレベルの高い課題を提供しきれなかったという点が反省点となります。ちなみにルート図を見るとマッパは県境-根原をほとんど取っていないので、ルートだけ比べるとOMMと200点しか差がないのが信じられないほどです。南部の周り方がOMMより効率的だったのかもしれません。OMMに反省材料があるとすればそこでしょう。

     男子は3-6位のうち4位のウィンドランを除くと基本的にはまず天子山稜線を通って、南部に展開し、時間をみて北部へ向けて移動しています。わかりやすすぎる嫌いはありますが、まず天子を通ることを前提として、残った時間で戦略を検討してもらうというプランナーの意図はほぼ達成されたことになります。
     混合では、1位のそれでも走るか100マイル、2位の丹沢TRは僅差ですが、どちらも天子山稜線を通り、5位のリハビリ中もやはり稜線を攻めています。一方3位のGreen Triangleとようこちゃんちゃこちゃん、6位のあじゃりっちが山稜線を避けています。3,4位の1-2位との得点差は約100-180点です。混合の場合、女子のフィジカルにもよりますが、3,4位がかなりの距離を走っているように見えることを考えると、やはり稜線を攻めた方が効率的に点が取れたのではないでしょうか。
     女子ではチームTKが1500点でダントツですが、距離は最南部から最北部まで走っています。この距離なら、稜線を取ればもっと点が伸びたと思います。6時間1位のテトラッパーズがかなり短い距離でほぼ同点の1490点を取っていることを考えても、中央部を捨て東部か西部に長く展開するべきだったかもしれません。プランナー側からすれば、中央部の得点を高くすることで、よりバリエーションを作り、選手を惑わすことができればよかったと感じています。
12時間男子1位
12時間男子1位
12時間男子2位
12時間男子2位
12時間男子3位
12時間男子3位
12時間男子4位
12時間男子4位

12時間男子5位
12時間男子5位
12時間男子6位
12時間男子6位

12時間混合1位
12時間混合1位
12時間混合2位
12時間混合2位
12時間混合3位
12時間混合3位
12時間混合4位
12時間混合4位

12時間混合5位
12時間混合5位
12時間混合6位
12時間混合6位

12時間女子1位
12時間女子1位
12時間女子2位
12時間女子2位
12時間女子3位
12時間女子3位
6時間男子1位
6時間男子1位

お忘れ物

下写真①~⑧のお忘れ物をお預かりしております。お心当たりがございましたらこちらまで写真の番号とお送り先をお知らせください。また、発送は着払いとさせていただきます、ご了承くださいませ。

①
③
⑤
⑦
②
④
⑥
⑧

プログラム・エントリーリスト

詳細プログラムとエントリーリストを掲載します。

安全に楽しく競技していただくためにも、大会までに必ずご一読下さい。

プログラム
fujisanroku2014_p.pdf
PDFファイル 875.7 KB
エントリーリスト
5月29日最新ファイルに更新しました。クラス変更をご連絡いただいたチーム以外の番号変更はございません。
fujisanroku2014_e0529.pdf
PDFファイル 68.2 KB

装備、地図の耐水性、天候について補足情報です。

 

(1)装備について

全員が持っているべきものと、チームに1つ以上あれば良い物をお知らせします。

 

【全員(分)持っているべきもの】

※ただしこれらの装備は、常に「各個人が携帯している」ことを要求しているものではありません。

  • 雨具
  • コンパス
  • サバイバルシート
  • ヘッドライト(6時間では全員ではないが、故障等も勘案して複数。12時間では全員分)

 

【その他チームに一つ以上あればよいもの】

※勿論、不時の備えについては各自ご判断ください

  • デジタルカメラ(またはカメラ付き携帯)
  • 携帯電話(十分充電し、競技中確実に使えるもの)
  • ファーストエイドキット(テーピングテープ、ばんそ うこうを必ず含む)
  • 熊鈴
  • ヘッドライト(12時間は全員)
  • 行動食・飲料

 

(2)地図の耐水性について

 地図は前回と同じ耐水紙です。紙自体の耐水性は十分です。ただし濡れ+擦れ時にインクが落ちる可能性があります。保護のため、地図1枚につき保護用の袋(商品名クリスタルパック。地図大)を用意します。その他耐摩擦性を高めるための工夫についてはプログラムをご参照ください。

 

(3)天候について

週間予報では、5/31の天候は晴れ時々曇りですが、ぜひご自身の目で直前の詳細な天気予報もごらんの上、装備・服装等に生かしてください。

 

大会のご案内

フライヤー
富士山麓ロゲイニング2014.pdf
PDFファイル 538.6 KB
fax・郵送申込用紙
entry.jpg
JPEGファイル 277.4 KB

開催日 2014年5月31日(土)
共催

NPO法人M-Nop・県立朝霧野外活動センター

会場

静岡県立朝霧野外活動センター(静岡県富士宮市根原1)

方式

12時間または6時間のロゲイニング。1チーム2~4名

チェックポイントの半数程度を電子カード通過による方式にします

クラス

12時間:男子 女子 男女混合

6時間:男子 女子 男女混合 家族(中学生以下のメンバーを含む)

参加資格

12時間ロゲイニングでは以下の①、②、③に満たすメンバーを最低1人以上含むチームにすること。各項目は別のメンバーでもかまいません。未成年者のみのチームは参加できません。

①5時間以上のロゲイニングに参加経験がある。

②野外での8時間以上の連続した行動経験(トレラン、登山、種目を問わず、休憩時間などを含んでもよい)を持ち、自然の中で想定されるリスクに対応できるスキルを持つ。

③アウトドアで夜間(ライト点灯が必要な夕方および早朝を含む)行動の経験がある。
6時間ロゲイニングは制限なし

定員

80組(全クラス合計)

表彰

12時間クラス:男子・女子・男女混合の各クラス上位3チーム

6時間クラス:男子・女子・男女混合・家族の各クラス上位3チーム

スケジュール

(予定。細部は変更の可能性があります)

5月30日(金)

夕方より受け付け

5月31日(土)

  6:00 受付開始・朝食提供

  9:00  [12時間] スタート

10:00 [6時間]スタート

16:00 [6時間]制限時刻

21:00 [12時間]制限時刻

22:00 表彰式を含めた簡単な交流会を実施

6月1日(日)

10:00 小山真人富士山講演会(約90分)

※ 5月30日(金)、5月31日(土)は朝霧野外活動センターに宿泊可能です 

参加費

12時間:

1人あたり一般 8,000円(大学生6,000円、高校生以下は4,000円)

6時間:

1人あたり一般 4,000円(大学生3,000円、高校生以下2,000円)

宿泊費

5月30日(金) 夕食なし・朝食付き 2,100円

5月31日(土) 夕食(レース後)カレー(おかわり出来ます)・朝食付き 2,800円

交流会

1,000円(ワンドリンク・スナック付)

プログラム

原則web公開です。郵送をご希望の場合は200円の手数料がかかります。

注意

雨天時、小雨でも決行します。公共交通が止まるような警報発令時は中止とします。

申込方法

エントリー締め切りました。沢山のお申込みありがとうございました。

※未成年者が保護者と同一チームで出場しない場合、保護者の承諾書が必要です。(当日会場にお持ちください)  

<郵送・ファックス>

上記にある申込用紙をダウンロードし、必要事項をご記入の上、M-nopまで郵送、またはFAXでお申込みください。

<webフォーマット>

下記にある申込みフォーマットからお申込ください。

<メール>

チーム名、参加希望クラス、プログラム郵送希望の有無(希望の場合は送付先住所、申込用紙内※注3参照) 、チーム代表者の「氏名・連絡先(tel)・メールアドレス」、チームメンバーそれぞれ(代表者も含)の「氏名・年齢(2015/3/31時点)・性別・料金区分(申込用紙内※注1参照)・JOA登録番号(申込用紙内※注2参照)・宿泊希望の有無・交流会参加の有無・富士山講演会参加の有無」】をnavi@m-nop.comまで、お送りください。

参加費振込先

<<日本郵便>>

記号 12300 番号 54031151 

名義 NPO法人Map,Navigation,and Orienteering

(エヌヒ゜ーオーホウシ゛ンマッフ゜ナウ゛ィケ゛ーションアント゛オリエンテーリングプロモーション)


<<Promotion 静岡銀行>>

静岡銀行池田支店(131) 普通 0519148

名義 NPO法人Map,Navigation,and Orienteering

(トクヒ)マツフ゜.ナウ゛イケ゛-シヨン.アント゛オリエンテーリングプロモーション

 

文字数が足りない場合は、入力できるところまでで大丈夫です。

もしも上記カナでも手続きが上手くいかない場合は、お手数ですがご連絡下さい。

 

 

お申込み・お問合せ先

メールアドレス: navi@m-nop.com

ファックス  : 054-334-9754(村越) 

住所     : 〒424-0920 静岡市清水区折戸1-20-11-31 村越気付 NPO法人M-Nop

申込締切り

 2014年5月15日(木)

※早期に定員に達した場合はその時点で締め切りとさせていただきます。

その他・注意事項
  • 夜間行動も含むアウトドアスポーツです。潜在的な危険もあるスポーツです。特性を理解の上ご参加下さい。
  • 本イベントには必須装備があります。水・行動食、セルフレスキュー用品、ヘッドライト、デジタルカメラ、携帯電話などが必須装備となります。特殊な装備はありません。詳しくはプログラムで公表します。
  • 競技についての詳しい情報は、5月20日にウェブで公開されるプログラムをご覧下さい。http://www.m-nop.com/
  • 6月1日(日)の小山真人先生の講演会は、イベント参加者以外も先着100名まで聴講可能です。詳しくは朝霧野外活動センターにお問い合わせください 。[朝霧野外活動センター:0544-52-0321]
  • 雨天決行、荒天の場合は中止または短縮開催となります(その場合も参加費の返金はありません。ご了承ください)。
  • 宿泊場所となる朝霧野外活動センターは社会教育施設です。節度ある利用をお願いいたします。 
  • 本大会は日本オリエンテーリング協会が開催するナヴィゲーションゲームズ2014のシリーズ戦の一環です。
  • アメリカで世界選手権が開催されます。世界選手権参加チームのトレーニングとしての参加を歓迎し、参加チームは招待(参加費無料・宿泊費のみいただきます)いたします。
 

NPO法人Map, Navigation and Orienteering Promotion

 オリエンテーリング世界選手権の日本代表経験者、アウトドア関係者らが、アウトドア活動に欠かせない地図・ナヴィゲーション技術の普及、アウトドアの安全のために設立したNPO法人です。

活動をサポートして下さる方を募集しています

2015年3月のシンポジウムのプログラムと村越の発表資料を掲載しております。

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