設立経緯

 

私は、小学校低学年のころから地図に親しみ、中学生のころよりオリエンテーリングに出会うことによって、地図を使うことの面白さや奥深さを感じてきました。またオリエンテーリングのトップ競技者として活動することで、地図を使ったナヴィゲーションのスキルを高めてきました。こうした経験から、地図を使ったナヴィゲーションの重要性を認識する一方で、さまざまな普及活動や講習会を通して、アウトドア活動者を含めた一般の人々の地図に対する関心と地図を使うスキルが低いことを痛感しました。

 

現代社会では未知の場所へのナヴィゲーションは生活する上で欠かせません。またアウトドア活動では、ナヴィゲーションスキルは命を守る重要なスキルとなります。さらにナヴィゲーションに習熟することで、日常生活をよりよく過ごすための様々なスキルを高めることもできます。これまでの経験で得てきた、地図を使う面白さと奥深さ、またナヴィゲーション技術をアウトドア活動者を中心とする一般の人々に広めていきたい。また、その活動を通して、長年かかわってきたオリエンテーリングの普及を新しい形で図りたい。本NPO法人Map, Navigation, and Orienteering Promotionの設立を考えたのは、そういう理由からでした。

 

これまでにも、小学校でのオリエンテーリング普及活動、大学クラブへの指導、一般オリエンテーリング愛好者を対象とした合宿、アウトドア関係者への読図講習会など、本NPOの中心となる様々な活動を行ってきました。これらの活動を組織的かつ継続的に行い、広く社会に貢献するため、特定非営利活動法人格を申請するに至った次第です。

 

設立代表者 村越 真

NPO法人Map, Navigation and Orienteering Promotion

 オリエンテーリング世界選手権の日本代表経験者、アウトドア関係者らが、アウトドア活動に欠かせない地図・ナヴィゲーション技術の普及、アウトドアの安全のために設立したNPO法人です。

活動をサポートして下さる方を募集しています

2015年3月のシンポジウムのプログラムと村越の発表資料を掲載しております。

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